「今さら聞けないけど、よく耳にすることばECサイトとは何?」
ここでは、誰もが分かりやすいように簡単に説明します。
ECサイトとは、ネットを使った販売サイトのことです。
「ネットを使った販売サイトということは通販サイトやネットショップのこと?」
ここからは、ECサイトについてもう少し詳しく説明します。
目次
「ECサイト」とは何?ネットショップとの違いは?ECサイトの基礎知識を簡単に説明
本来、ECとは簡単に説明すると電子的に行われる取引のことです。
インターネットで行われている電子商取引のことを「Electric Commerce(イーコマース)」といってECとはイーコマースを略した呼び方になります。
なぜ、ECサイトという言葉をよく耳にするようになったのか?
きっかけの1つは、スマートフォンの普及です。
スマートフォンにより誰もが手軽にサイトに接続できるようになりました。そして、2020年に人々の行動を変えざる得なかった出来事が起こったのです。
何が起こったでしょうか?
世界中で新型コロナウイルスの流行が起きたことで人の行動制限がかせられたのです。
当然人々の外出の機会は減り、インターネットで買い物をする機会が増える結果になりました。
感染予防の観念からキャッシュレスも進み、徐々に実店舗でも電子マネーの利用が普及していきます。
そして社会活動を止めないためにリモートワークにオンライン診療、オンライン学習と誰もが強制的にインターネットを背ざる負えない社会が数年続いてしまったのです。
消費者の買い物行動が変化しスーパーなどでもネットで注文し、自宅に配達してくれるといったサービスが増えていきました。
また、娯楽を求めて公営競技(ギャンブル)などもインターネットでの投票が増え、日本では違法ですがオンラインカジノまで登場しました。
引きこもり需要によりネット配信による動画や音楽、書籍の普及やスマホゲームによる課金も増加しています。
どんどんネットをつかったサービスが充実していく結果になったのです。
ネットショップとか通販サイトはECサイトとどう違うのか?
ここで少し話をもどします。
ECショップとはネットショップとは違うのか?
実はECサイトとネットショップは呼び方が違うだけで同じものです。有名なところではAmazonや楽天市場などもECサイトになります。
しかし、一般的に消費者からはネットショップと呼ばれています。
消費者側にとって実店舗ではないインターネット上のサイトネットショップやネット通販、オンラインショップと認識しているのです。
立場がかわり運営側になるとECショップになります。ただし通販ショップはテレビや電話での通信をつかった販売方法でECショップにはなりません。
インターネットを使った販売をした場合にECショップと呼ばれます。
モノを売りたいときあなたはどうしますか?
ヤフオクやメルカリの登場で誰もが気軽に個人と個人で売り買いが行えるようになりました。
実はヤフオクやメルカリもインターネットをつかった個人間で取引をするECサイトになるのです。
私たちは知らないうちにECサイトでモノを売る側にもなっていました。そして今では個人でECサイトをつくる人がふえているのです。
なぜ、今個人のECサイトが増えているのか?
いま物価が上がり所得は増えず、副業が注目される環境にあります。
インターネットをつかってものを売りたい。だけどフリマアプリ、ヤフーオークションだと手数料をとられてしまう。
今では手軽に1日でECサイトをつくれるようになりました。ECサイトは実店舗も持たないでいいため、家賃や従業員の給与を支払う必要がありません。低コストでお店を個人で持つことができます。
買い物がインターネット上でできるため、24時間いつでも商品を販売できることもメリットです。
スマホやタブレットで時間と場所を選ばないサイト運営ができます。サイトがオープンしていても自分が張りついて対面しなくていいので、空いた時間に運営できるのです。
その点が実店舗とECサイトとの違いになります。
ただし、ホームページをつくって商品を紹介しているだけではECサイトにはなりません。買い物ができるようにカートの設置が必要になります。そしてECサイトが多いため集客には努力が必要です。
今の環境は店頭で試着し店員にすすめられ服を購入するのではなく、Google(グーグル)やYahoo!(ヤフー)で検索し購入するのではなくSNSからの購入が増えています。
一般のひとでもYouTube(ユーチューブ)、Twitter(ツイッター)、Instagram(インスタグラム)、TikTok(ティックトック)などSNSを活用することで大手に立ち向かっていける武器になるのです。
まとめ
ECサイトは簡単にいうとネットを使った販売サイト。つまり、ネットショップのこと。
インターネット上で電子取引をするサイトは全てECサイトです。
スマホの普及やコロナウイルスの影響でインターネットを使ったやりとりが強制的に加速しました。今では簡単に個人でECショップをつくることができるのです。
ネットでの物販は検索ではなくSNSをつかった集客へと変化しています。
これから先もECサイトの利用者はどんどん増えて、家にいながら買い物ができることが当たり前になっていくでしょう。