「LINE広告のフォーマットって、どんな種類があるのだろう?」
「それぞれの特性やどう使い分けるべきなのか、具体的に知りたい」
LINE広告を活用しようと考えている方の中には、このような疑問を持っているかもしれません。
LINE広告は、数千万人のユーザーをターゲットにできる広告プラットフォームであり、日常的に使われているLINEアプリを通じて広告が配信されます。
また、LINEを通じて発信される広告のフォーマットにはさまざまな種類が存在します。
今回は、そんなLINE広告のフォーマットとその種類について、詳しくご紹介します。
目次
LINE広告の形式は2種類
LINE広告には、主に「画像広告」と「動画広告」の2つの形式があります。
これらはそれぞれ異なる特性を持つため、広告の目的に応じて最適な形式を選択することが重要です。
実際に広告を出稿する際は、これらを適切に選ぶことにより、広告効果をより高めることが可能となります。
画像広告
一つ目は、「画像広告」です。
画像広告は、視覚的な情報を即座に伝える力があり、鮮やかな色彩や印象的なデザインを用いて、一瞬でユーザーの目を引くことができます。
新製品の特徴を端的に示したり、特定のイベントやキャンペーンを周知するのに効果的です。
また、画像はテキストよりも直感的に理解でき、ユーザーの記憶に残りやすいという利点もあります。
ただし、画像単体では情報量が限られ、複雑な内容を伝達するのは困難な場合もあります。
動画広告
二つ目は、「動画広告」です。
映像は広告における情景を描き、音楽によって雰囲気を盛り上げることができます。
製品の使い方を示すデモンストレーションや、ストーリーテリングを通じた感情的な訴求など、深みのあるコミュニケーションが可能です。
しかし、制作には専門的な技術や時間、費用が必要となる場合があるため、予算や目的に照らして動画広告が適しているかを慎重に検討する必要があるとも言えるでしょう。
LINE広告のフォーマットは5種類
次に、LINE広告のフォーマットについてご紹介します。
「フォーマット」とは、形式とは若干異なる意味合いを持ち、出稿された際のスタイルを指す言葉です。
LINE広告では、以下の5つのフォーマットが用意されています。
- Card
- Square
- Vertical
- カルーセル
- Small Image
それぞれについて簡潔にご紹介します。
Card
一つ目は、「Card」です。
CardはLINE広告フォーマットの中でも最も一般的な広告フォーマットと言え、画像、動画の両方に対応しています。
縦横比率は1200 x 628pxの静止画、もしくは画面比率16:9の動画のなっています。
ほとんどの配信面に対応しており、「動画広告の場合はトークリストに出稿されない」点を除くと画像/動画ともに全ての配信面で出稿することが出来ます。
Square
二つ目は、「Square」です。
こちらは名前の通り、縦横比率が1:1のもので、画像/動画ともにこの比率になります。
タイムラインなどに表示される場合は広範囲をカバー出来る広告で、ユーザーの目に留まりやすい形となっている点が特徴的です。
また、SquareもCardと同様にトークリストを除いて全ての配信面に対応しています。(画像はトークリストにも対応可)
Vertical
三つ目は、「Vertical」です。
こちらは、動画広告専用のフォーマットで、ユーザーが広告画面をタップすると縦横比率16:9の全画面表示に切り替わる仕組みとなっています。
興味を示したユーザーに対して大々的に広告内容をアピールできるため、費用対効果の高い広告配信が実現できる可能性が高いと言えるでしょう。
対応している配信面はLINEタイムライン上とLINE VOOMの二つですが、LINE VOOM上では縦横比率が16:9になってしまうので、上下のスペースに配慮が必要です。
カルーセル
四つ目は、「カルーセル」です。
カルーセルは、一つの広告スペースに対して、複数の画像を追加出来る広告フォーマットです。
配信したい画像を最大10枚まで追加することができるので、広告主にとっては非常に魅力的なフォーマットと言えます。
配信面は、LINE News、タイムライン、LINE BLOG、LINEポイントクラブの4通りです。
Small Image
五つ目は、「Small Image」です。
Small Imageは、小さな画像とテキストのみの広告で、LINEのトークリストで表示される広告のことを指します。
Small Imageは、皆さんもお馴染みの通り、トークリストの一番上の部分に表示されるため、ユーザーにとって最も視界に入りやすい広告フォーマットと言えます。
LINE広告の配信面は自動で設定される
今回は、LINE広告のフォーマットについてご紹介しました。
LINE広告のフォーマットでどのようなスタイルで出稿するかどうかについては、LINE広告の管理画面で設定することが出来ます。
しかし、LINE広告の配信面については運営側が自動的に配置場所を決定する仕組みになっているため、選択したフォーマットや内容が考慮されて自然と場所が決定します。
LINE広告の配信面については、【配信面 全10種を徹底解説!】LINE広告の掲載場所や詳細をご紹介!にて紹介しているので、是非こちらもご覧ください。