「パーソナルジムにより多くのお客様を集めたい」
「パーソナルトレーニングを求めている顧客に対してより効率的に訴求したい」
パーソナルジムを経営している方やそこで働いている方の中には、このような思いを抱いている方も多いのではないでしょうか?
現在、パーソナルジムをはじめとするフィットネス関連のサービスは、時代の流れとともに需要が大幅に増加しており、それと同時にトレーナー側には正しい集客知識が必要となっています。
そこで今回は、ジムの経営者やパーソナルトレーナーに向けて、パーソナルジムへの集客方法やポイント、成功事例についてご紹介します。
目次
本記事の目的
本記事の目的は、パーソナルジムの経営者やトレーナーに向けて、正しい集客方法についてご紹介することです。
現在のフィットネス業界で勝ち抜いていくためには、顧客から求められているニーズや需要をしっかりと把握した上で、効率的かつ実践可能な集客戦略を理解するとともに、成功事例や集客における基本知識等も理解しておくことが重要です。
また、もし本記事を読破した上で理解が及ばなかった部分やさらに気になる点等がある場合は、いつでもお気軽に弊社までお問い合わせください。(本記事の最後に、弊社の情報について記載してあります。)
パーソナルジム業界を取り巻く環境について
まず初めに、パーソナルジム業界を取り巻く環境についてご紹介します。
パーソナルジムに限らず、集客を行う際はその業界がどのような状況に置かれ、人々がどのような需要を抱えているのかを把握しておくことが非常に重要です。
そこで今回は、パーソナルジム業界を取り巻く環境について、5つの視点からまとめました。
市場が回復傾向
一つ目は、市場が回復傾向にある点です。
パーソナルジム業界に動向を調査する際は、フィットネス業界など他にもいくつかの市場の基準となるものがありますが、今回はフィットネスクラブの売上高と会員数の推移を示したグラフを参考にしています。
(参照:経済産業省)
上記のグラフでは、新型コロナウイルス蔓延が落ち着いてきた昨年から、スポーツクラブの売上や会員数が上昇傾向にあることがわかります。
このような背景からも、今後パーソナルジムの需要も比例して上昇していくことが予測出来ます。
健康志向の広まり
二つ目は「健康志向の広まり/高まり」です。
新型コロナウイルスやインターネット社会の拡大を経て、人々の間では健康に関する意識が全体的に向上しています。
2022年に全国の全世代4700人(各都道府県100人)に対して行われた「日本健康大調査」によると、以下の5つの項目全てのスコアにおいて、2021年や2020年の値を超えたと発表されています。
- 健康
- 食生活
- 睡眠
- 嗜好品
- ストレス
また、上記の中でも運動スコアの成長率は最も高く、それに伴ってパーソナルジムやフィットネスジムの需要も伸びていることが分かります。
トレーニングの個別化
三つ目は「トレーニングの個別化」です。
トレーニングの個別化とは、フィットネスやトレーニングにおいて、大衆向けの大型ジムに通うのではなく、個別の指導やパーソナルトレーニングを受ける人の割合が増加していることを指します。
個別の指導やパーソナルトレーニングを受ける人の割合が増加していることには大きく分けて二つの理由があります。
- トレーニングの目的や種類が多様化し、それに伴って人々が求める需要の幅も増加しているため
- 新型コロナウイルス蔓延などの影響で、トレーニングジムなどでの密状態を避ける傾向にあるため
上記の理由などから、トレーニングの個別化が広まっており、それと同時にパーソナルジムの需要も増加しています。
リモートワークの浸透
四つ目は「リモートワークの浸透」です。
リモートワークの浸透により、大企業の社員から個人事業主を含めてあらゆる業界で対面で仕事する意味が再定義されるようになりました。
対面で行う必要のない仕事はオンライン上で行われるようになり、今や新卒社会人でさえリモートで仕事をすることもある状態です。
そんな働き方の変化が起こったことで、人々の通勤時間が短縮され、各個人は自由に使えるプライベートの時間が増えました。
人々のプライベートの時間が増えたことは、その分趣味やその他の活動に時間を割けるようになったことを意味するため、パーソナルトレーニングを求める人も一定数増えたことが予想出来ます。
社会保険や医療費との関係
五つ目は「福利厚生や医療費との関係」です。
世の中でフィットネスの需要や必要性が高まっていることで、政府や国においても国民の積極的な運動意識を支援する動きが強まっています。
現在、こうした動きに伴って、企業によっては社員のトレーニングジム費用を福利厚生の一環として提供したり、特定の条件を満たしてスポーツジムを利用することで医療費控除を受けることが出来る環境が広まっています。
パーソナルジム業界にオススメ!オンライン集客の方法について
次に、パーソナルジム業界にオススメのオンライン集客方法についてご紹介します。
現在、フィットネス業界におけるオンライン集客は活発化しており、様々な企業やトレーナーが様々な集客方法で顧客を集めています。
本項目では、そんなオンライン集客におけるオススメの方法を4つに厳選してご紹介します。
SNSの運用
一つ目は、「SNSの運用」です。
パーソナルジムやトレーナーにおいて、SNSの運用は必要不可欠に近い集客手段と言えます。
前述したように、フィットネスジムやトレーナーの需要が高まるにつれて、多くの競合が生まれています。
パーソナルトレーナーを名乗る方の中には、資格を所有していない方も多く混在しており、パーソナルジムやトレーナーを選ぶ側からすると何を基準に選択していいのかが難しい状態となっています。
そんな中で一つの判断基準となるのが、パーソナルジムやトレーナーが運用しているSNSであり、顧客は彼らが運用しているSNSの内容を見て自身の目的や理想に合っているのかを判断することが出来るようになっています。
以下に、パーソナルジムやトレーナーと相性の良いSNSを二つご紹介します。
インスタグラムの活用
相性の良いSNSの一つ目は、「インスタグラム」です。
インスタグラムは、日本で3000万人以上が日常的に利用しているSNSで、主に写真や動画を利用して情報を発信する媒体です。
多くのパーソナルジムやトレーナーはインスタグラムを活用しており、ユーザーが写真や動画を通してどのような環境や価値を抱えているのかについての情報を分かりやすく提供する場を用意しています。
また、インスタグラムの定期的な更新は、いわゆる「ファン化」を行うのに適しており、ユーザーに対しての知識提供や購買意欲促進において非常に相性の良いプラットフォームと言えます。
インスタグラムのユーザーが、パーソナルジムやトレーナーのアカウントを見てトレーニングに申し込んだり、フィットネス施設に入会したりすることは、現在のオンライン集客において一般的です。
インスタグラムの運用については、【徹底解説】インスタ運用のコツ!アカウントを圧倒的に成長させる方法をご紹介!にて詳しく解説しているので、是非こちらもご覧ください。
YouTubeやTikTokの活用
相性の良いSNSの二つ目は、「YouTubeやTikTok」です。
これらのSNSプラットフォームに共通していることは、動画で情報を発信することが出来る点です。
一つ前でご紹介したインスタグラムは主に写真を通して情報を提供するプラットフォームですが、YouTubeやTikTokは主に動画を通してユーザーと関係構築を行います。
動画配信のメリットは、より詳細な情報を提供できる点や、運営者やアカウント主などをより身近に感じることが出来る点と言えます。
インスタグラムと同様に、これらのSNS内の動画コンテンツを通じてパーソナルジムに申し込む例も、少なくありません。
TikTokとYouTubeの運用については、それぞれ下記のリンク先で詳しい内容について解説しています。
- TikTok : 「これでTikTok運用が劇的に変わる!TikTok運用のコツ徹底解説。」
- YouTube : 「YouTube運用のコツとは?効果的なチャンネル管理で成功への道」
SEO対策
二つ目は「SEO対策」です。
SEO対策とは、Search Engine Optimization(検索エンジン最適化)の略称で、自社が運営するホームページやウェブサイトが検索エンジンの検索結果でより高い位置に表示されるようにするための取り組みを指します。
以下の画像は、「パーソナルトレーニングとは?」というキーワードで検索が行われた際に表示される検索結果画面であり、それぞれの記事がSEOの基準に沿って順位付けされています。
SEO対策では、様々な基準や項目に沿ってウェブサイトの質を高めていくことが必要で、GoogleやYahooなどのプラットフォーム運営者側からより高い評価を得ることが必要になります。
検索エンジンの検索結果で表示されるウェブサイトはすべてこのSEOの基準によって順位が定まっており、全てのウェブサイト運営者はSEO対策について考えることが重要であるとされています。
特定のキーワードで検索が行われた際に自社のホームページやウェブサイトを上位表示させることは、集客効果に直結し、より高い位置に表示させればさせるほど、より多くのユーザーがサイトに訪問する仕組みとなっています。
SEO対策については、「【2023年】SEO対策とは?具体的なSEO対策を徹底解説!」にて詳しく解説しているので、気になる方は是非こちらもご覧ください!
また東京都内のパーソナルトレーニングジムでSEO対策が成功しているジムはこちらをご覧ください。
参照:パーソナルジムVIBRUN錦糸町・住吉店
MEO対策
三つ目は「MEO対策」です。
MEO対策とは、Map Engine Optimization(マップエンジン最適化)の略称で、Google Map上で関連キーワードで検索された際に、自社の店舗やお店を上位表示させる取り組みを指します。
パーソナルジムであれば、その地域で「フィットネスジム」や「パーソナルトレーニング」などのキーワードで検索された際に、店舗情報を検索結果の上位に表示させる手法のことです。
以下の画像は、横浜駅周辺で「パーソナルジム」というキーワードで検索が行われた際に表示される検索結果画面であり、それぞれの店舗がMEOの基準に沿って順位付けされています。
仕組みとしては、SEO対策と似ており、Google Map上で設定されている店舗情報や内容が充実しているほど、Google Mapに優遇される仕組みとなっています。
パーソナルジムやトレーニング施設を新規で探す顧客は、自宅や職場から近い施設を探す傾向にあるため、MEO対策を行なってGoogle Map上に情報を掲載しておくことはオンライン集客において非常に重要です。
MEO対策については「【MEO対策とは?】検索エンジンでの上位表示を目指す方法やメリットを徹底解説!」にてより詳しく解説しているので、是非こちらもご覧ください!
リスティング広告の運用
四つ目は「リスティング広告の運用」です。
リスティング広告とは、GoogleやYahooなどの検索エンジンで検索が行われた際に、ウェブサイトなどのような形式で上位に表示させる広告を指します。
以下の写真は、「健康食品 おすすめ」というキーワードで検索を行った際に表示されるリスティング広告の例です。
青枠で囲ってある部分がリスティング広告と呼ばれる広告で、記事タイトルの左部分に「広告」と表示されているのが特徴です。
リスティング広告は、検索されるであろうキーワードを想定し、そのキーワードに沿って広告を表示させることが出来ます。
パーソナルジムの場合であれば、「地域名〇〇 パーソナルジム名〇〇」などの想定されるキーワードで広告を出稿することで、ある程度の流入が見込めます。
ターゲット設定やキーワード設定を適切に行うことで、リスティング広告からの集客効果も期待出来るでしょう。
リスティング広告については、【2023年最新】5分で理解出来るリスティング広告!仕組みや運用方法をご紹介!にて詳しく解説しているので、ぜひこちらもご覧ください!
オンライン集客のポイント
ここまで、オンライン集客方法について4つご紹介しました。
これらの集客方法は、一般的にパーソナルジム業界と相性の良いものを選択しています。
しかし、これらの方法といえど、無策で取り組んでも思うような成果につながる可能性は限りなく低いといえます。
これらの集客方法を実践している店舗やトレーナーは他にも存在するため、実践する前にしっかりと戦略を立てる必要があります。
本項目では、オンライン集客を行う際に意識すべきポイントについて、3つご紹介します。
ターゲットの設定
一つ目は「ターゲットの設定」です。
ターゲットの設定とは、集客を行う際にどのような層に対してアプローチするのかを定める作業を指します。
集客では、顧客を集めるためのコンテンツを作成したり、訴求内容を考える必要があるため、ターゲットの設定が非常に重要となります。
パーソナルジムの特徴や提供するサービスを理解した上で、どのようなニーズを抱える顧客に対してアプローチするのかを、しっかりと考える必要があります。
パーソナルジムの集客においては、ターゲット設定で以下のような要素について検討する必要があるでしょう。
- 性別
- 顧客が持つトレーニングの目的
- 顧客が求めているトレーニングの内容
- 価格帯
- 場所や時間
- 顧客が求めるクオリティ
自己分析/自社分析
二つ目は「自己分析/自社分析」です。
自己分析/自社分析とは、パーソナルジムやトレーナーが他と比較してどのような特徴を持っているのかを理解する段階です。
前述したように、健康意識が高まっている現在の世の中では、パーソナルジムやトレーニング施設が多く存在しています。
そんな中で自社のパーソナルジムやサービスをより多くの顧客に提供するには、自社が抱えている環境やトレーナーがどのような特徴を持ち、どのような差別化を図ることが出来るかについて理解しておくことが重要です。
適切な集客方法の選択
三つ目は「適切な集客方法の選択」です。
今回の記事では、4つのオンライン集客の方法についてご紹介しましたが、すぐに全ての集客方法に取り組むことは難しい場合がほとんどです。
与えられている時間や人材を利用してオンライン集客に取り組むには、自社と最も相性の良い方法を優先的に採用することが重要です。
それぞれの方法の特徴や詳細を理解し、継続的かつ熱意を持って取り組むことが出来るものを選択すると良いでしょう。
パーソナルジム業界にオススメ!オフライン集客の方法について
次に、パーソナルジム業界にオススメのオフライン集客方法についてご紹介します。
インターネットが広く浸透した現代では、オンラインの集客方法が一般的と言っても過言ではありませんが、世の中にはオフラインの集客方法で効率的に顧客を集めている企業や人も多く存在します。
本項目では、パーソナルジムの経営者やトレーナーが実践出来るオフラインの集客方法について、主流なものを二つご紹介します。
イベントやセミナーの開催
一つ目は「セミナーやイベントの開催」です。
パーソナルジム業界でいうセミナーやイベントとは、影響力のあるトレーナーやインフルエンサーがオフラインで講義をしたり、実際のトレーニングを披露したりするものを指します。
世の中には、パーソナルトレーナーが多くいますが、その中の一部のトレーナーはSNSや大会などを通じて多くのファンを抱えています。
そんなトレーナーの方々は定期的にセミナーやイベントを開催することで、多くの新規顧客を集めています。
一般的にはある程度の影響力を持ったトレーナーや経営者が取り組む手法ですが、業界の人脈やコネを利用して共同開催する方法もアリと言えるでしょう。
紹介や口コミ
二つ目は「紹介や口コミ」です。
紹介や口コミに関しては、パーソナルジムやトレーナーが主体で行うものではありませんが、顧客へのサービスの提供を通じて紹介や口コミを促進させることは可能です。
既存の顧客からの紹介に対して紹介料を提供したり、口コミ投稿を行った顧客に対してで何かしらのお礼を提供したりと、工夫次第で紹介や口コミを増やすことは出来るでしょう。
既存顧客に対して質の高いサービスを提供し、しっかりとリピーターにさせることも重要です。
パーソナルジム業界における集客時のポイント
最後に、パーソナルジム業界における集客時のポイントについてご紹介します。
今回ご紹介した方法に加えて本項目の内容を理解することで、集客においてより良い成果を期待することが出来るでしょう。
ファンを増やすことを意識する
一つ目は「ファンを増やすことを意識する」ことです。
パーソナルジム業界は、良くも悪くもトレーナーがファンを抱えることが重要になっています。
SNSによる情報発信が一般的となった現代では、多くのトレーナーがSNSを活用しており、もはやトレーナーが評価されるポイントはトレーニングに関するサービスの質だけではありません。
考え方や性格、顔、スタイルなど、全てがトレーナーを評価する要素になっています。
SNSでトレーナーを知ったユーザーは、パーソナルトレーニングを受ける過程で質のみに重点を置いていない方も多く、「そのトレーナーから教わっている」という部分に価値を感じる方も多くいます。
そのため、オンライン/オフライン問わず、集客において「自身のファンを増やす」という意識は非常に重要です。
付加価値を模索する
二つ目は「付加価値を模索する」ことです。
「自己分析/自社分析」の項目でもお伝えした通り、集客を行う過程で他社(他者)との差別化を図ることは非常に重要なポイントです。
そのためには、トレーニング管理を提供するだけでなく、顧客に対してそれ以外にどのような価値提供が出来るのかという部分を考えることが大切です。
パーソナルジム業界における付加価値については、下記のような視点で考えることが出来ますが、実際に提供しているサービスや価値を踏まえた上で、改めてその内容について模索することが重要です。
- 食事管理などのトレーニング以外の管理
- ジム以外の施設提供
本記事でもあなたの悩みを解決できない場合はインターネット集客大全へご相談ください
弊社ではWEBマーケティング・WEB広告、SNS運用・SNS広告などインターネットを屈指したマーケティング集団のプロが20名以上在籍中。
・今の広告代理店に満足していない
・そもそもWEB集客の課題が何かわからない
このようなお悩みの方はぜひお問い合わせください。
毎月先着10名様限定になるのでお早めにどうぞ!
お問い合わせはこちらから。