「Twitterを使った広告運用を検討しているが、正直何から始めるべきか分からない」
こういった悩みを抱えている広告担当者の方は多いのではないでしょうか。
Twitterは手軽に始められる半面、初心者がすぐに効果を得るというのは非常に難しいです。
しかし、運用のコツを知れば効果的な運用が可能となります。
今回はTwitter運用のコツ、集客方法としてTwitterを利用するメリットと注意点についてお話しします。
Twitter運用でお悩みの広告担当者の方はぜひ最後までご覧ください。
目次
Twitterアカウント運用のメリットを知る
広告運用に利用可能なSNSの種類は豊富にあります。
その中でも、まず取り組むべきはTwitterです。
Twitterには大きく4点のメリットがあります。
2. 拡散力が高い
3. リアルタイムの情報が伝えられる
4. 広告費の削減につながる
それぞれについては以下でお話ししていきます。
1. 約4,500万人のTwitterユーザーが見込み客になる!?
Twitterのアクティブユーザー数は約4,500万人と非常に数が多いです。
Twitterでの集客活動を行うということは、この約4,500万人のアクティブユーザーがそのまま見込み客になるわけです。
とはいえ、現実は性別・年齢等がバラバラなため、全員が見込み客というわけにはいきませんが、非常に大規模のマーケットに対して広告戦略を打ち出せます。
2. 拡散力が高い
Twitterの特徴として、ほかのSNSよりも情報が拡散されやすい点があります。
ほかのSNSと比較すると、ツイート(投稿)がシェア(リツイート)されやすく、フォロワーだけでなくその先にいるユーザーにまで情報が届きやすくなっています。
Twitterはそのほか、検索性の高さも魅力の1つです。
トレンドをとらえ、組み込んだツイートをすることで、キーワード検索をしたまだ見ぬユーザーへも情報が届けられます。
3. リアルタイムの情報が伝えられる
Twitterはツイート(投稿)画面に、「いまどうしてる?」と表示されます。
その場での生の生きた発信に長けている点が特徴的です。
新商品の情報をどこよりも早く発信できたり、季節・気候に応じた情報を発信できたりする点も大きな特徴です。
また、世間ではやっている情報を発信することもできますし、さまざまな生の生きた情報をリアルタイムで発信できます。
リアルタイムの生きた情報をその場でダイレクトに発信できる点が、Twitterの情報発信の最大の特徴と言えるかもしれません。
4. 広告費の削減につながる
自社のサービスや商品を周知し、認知度を高めるためにはさまざまな広告戦略や施策が必要です。
多くの広告戦略には多額の費用が必要ですが、Twitter広告に関しては費用対効果が非常に高い方法として広く認知されています。
Twitter広告は、広告の目的・ポイントの設定がしやすく、予算設定の自由度も高いため、自社の広告宣伝費にかけられる予算に合わせた運用もしやすいです。
また、拡散力も高いため、投資した広告宣伝費以上の広告効果が見込める可能性が高い点も大きな魅力と言えます。
Twitterアカウント運用のコツ5選
Twitterアカウントを運用すればさまざまなメリットが得られる可能性は高いです。
とはいえ、やみくもに運用を繰り返していては効果を得るまでに時間を要してしまいます。
効果効率的にTwitterアカウントを運用するにはコツを抑えることが重要です。
ここでは、Twitterアカウント運用のコツを5つお伝えします。
プロフィールを設定する
Twitterはコミュニケーションを楽しむ場であるため、人間味の感じられない企業アカウントではフォロワー数は確保できません。
特定の個人であったり、何らかのキャラクターであったりといったポジショニングが重要です。
実際、有名な企業のTwitterアカウントもしっかりとキャラクターを設定し、そのキャラクターが投稿(つぶやき)しているといった形態で運用しています。
重要なポイントとしては、設定したプロフィール・キャラクターに一貫性を持たせることです。
投稿の頻度・内容等をしっかりと作りこみ、プロフィール・キャラクターに人間味を持たせることでできればフォロワー数の増加にもつながります。
運用の目的や指標を明確にする
目的や指標を定める際に重要となるのが、KGIとKPIと呼ばれるものになります。
KGIとは、「重要目標達成指標」の略語であり、Twitterを運用する際の最終目的となる指標のことです。
設定のポイントとしては、具体的な数値として設定することです。
具体的な数値にすることで、現在どの程度達成しているのか、後どの程度で到達可能なのかが共通認識できます。
KPIとは、「重要業績評価指標」の略語であり、KGI達成までの過程を評価する中間指標的な役割を果たします。
定期的な評価・確認が必要なため、各サイトのインサイトや分析ツール等ですぐに計測可能な数値を設定することがおすすめです。
投稿内容はターゲットのニーズに狙いを絞る
基本的にSNSのユーザーがフォローをするのは、自分にとって有益と考えられるアカウントです。
Twitterでは、自身の投稿(ツイート)に対しての反応を数値化したエンゲージメントというものが見られます。
エンゲージメントをまとめ、分析することで、フォロワーが有益と考える投稿内容の種類が把握可能です。
把握した内容を投稿内容に反映させることにより、フォロワーにとってより有益・効果が見込め、ニーズを的確に反映させた投稿内容が提供可能となるのです。
投稿の時間帯を考える
リアルタイムの生の情報を提供できるのがTwitterの醍醐味・強みではありますが、投稿のタイミングは非常に重要な要素です。
ターゲットとしているフォロワー層の生活サイクル・リズムを考慮し、宣伝効果が最大になるタイミングを狙って投稿をするようにしましょう。
Twitterは投稿する時間帯によって、ユーザーの属性やエンゲージメントが大きく変化するという特徴があります。
例として、朝の7時~9時ごろや夜の19時~22時ごろであれば通学・通勤をする学生や社会人が通勤電車内でTwitterを見ることが予想できます。
また、14時~16時ごろであれば家事がひと段落した主婦層がTwitterを見る可能性が高いです。
こういった時間帯を意識し、ターゲットとしている層に届きやすい時間帯への投稿が重要となるのです。
分析ツールを活用する
Twitterにはアナリティクスという分析機能を備えているのですが、十分ではありません。
分析ツールを活用することで、より効果的・効率的な分析が可能となります。
おすすめの分析ツールを3つ紹介します。
⑴ socialdog
投稿内容やフォロワーの分析・管理が可能なツールです。
4種類のプランが用意されているため、目的に合ったプランの選択が可能です。
⑵ whothi
自社と競合のアカウントの分析が可能なツールです。
無料で利用でき、自社と競合他社のアカウント分析が行えるため非常におすすめです。
⑶ ツイプロ
トレンド・キーワードの分析ツールです。
キーワードの入力で関連するアカウントを探せます。
無料で利用可能なため、まずは使ってみることをおすすめします。
Twitter運用時の注意点について
Twitterを利用しての広告運用は費用対効果も高くおすすめです。
ただし、Twitterは運用時にいくつか注意すべき点があり、注意を怠った場合トラブル等を引き起こす可能性もあるため注意が必要です。
ここでは、Twitter運用時の注意点を3つお話しします。
ガイドラインをしっかりチェックする
アカウントを運用する上で、Twitter社が定めるルールとポリシーは必ず順守するようにしましょう。
企業アカウントであれば、キャンペーン情報等を公告する場合もあると思いますが、その際もきちんとガイドラインに沿った形での投稿を心がけましょう。
Giveの精神を持つ
集客を行う上で重要な視点・考え方として、可能な限り相手に利益を与える精神を持ち続けましょう。
受け手へ利益を提供し、見返りを求めない。
ビジネスとして運用する以上、難しいかもしれませんがこの姿勢を持ち続け行動することにより結果的に大きなリターンが得られる可能性が高まります。
炎上リスクに注意する
Twitterは非常に拡散性が高いため、万が一不適切な投稿をしてしまった場合一瞬で全世界へ拡散されてしまう可能性があります。
一度拡散され火がついてしまった場合その投稿を完全に消去することは不可能です。
投稿する内容には常に細心の注意を払うようにしましょう。
まとめ
広告を目的としたTwitter運用のコツは、市場の理解とターゲットの選定です。
市場を理解し、ターゲットの選定ができれば投稿する内容や時間帯・頻度の目安も立てられます。
そのほか、Twitterにはリアルタイムの情報を届けやすい、拡散力がほかのSNSと比較しても高めであるといったメリットもあります。
拡散力が高い分、炎上リスクなどのデメリット・注意点に対する配慮も必要です。
Twitterの運用のコツを把握し、効果・効率的に広告宣伝につなげてください。